パーソナルカラーと質感の話〜イエベ秋のラメゴミ問題〜
インターネット老人会所属なのでWEB拍手を設置してみました。匿名コメントはこちらからどうぞ。
私ラメが好きなんですよ。
突然ですけど。
ラメシャドウが特に大好きでcolorpopのグリッターがガシガシに入りまくったやつをスタメンに多く入れてます。
こちら我が家のスタメンカラポSSS。スーパーショックシャドウ。質感がパウダーとクリームの間ってかんじでめちゃくちゃ発色が良いです。
このスタメンカラポのうちラメ入りはというと
半分がラメというか、グリッター入りでした。
それからこれね
ペリペラのシュガートゥインクルリキッドシャドウ。もはや名前からしてかわいすぎる夢。ドリーム。
みてこれ、夢みたい。左がレディコーラル、右がマリーゴールドクラウンという色。名前かわいい。
でもね、皆さんご存知ですか?イエベ秋って、ラメ似合わないんですよ。
ちょっとみてこれ
ん?なんかおかしいなって、ピント合ってくると。
漂う小汚さ。
これ色はイエベに似合いそうなマリーゴールドクラウンの方なんですけど、ラメの浮き方やばくないですか?
上はまあ馴染んでいるけど、下はラメが浮いてるというか、いわゆるラメゴミ現象起きている。
上はその昔ペリペラから出ていたシュガートゥインクルの前のアイシャドウ、パーリーナイトリキッドアイシャドウというもの。こっちはベースのリキッドがメタリックで、さらにグリッターin。下はシュガートゥインクルリキッドアイシャドウのマリーゴールドクラウン。シュガートゥインクルのほうはベースがほぼクリア。
いや塗り方、て思うかもしれないんですけど、いや、マジで私の瞼の上ではこういう現象が起きてるんです。
パーソナルカラーって似合う色にフォーカスされがちですけど、最近私はかなり質感も大事だなぁ〜〜と思っています。
その人がセカンドを何に持つのか、明度は高いか彩度はどうか、パーソナルデザインは、ってところでどんどん細分化されるので断言はできませんが、今回はざっくりフォーシーズンの話をします。
まず私のパーソナルカラーであるイエベ秋は基本的にマットが1番似合うと言われているんですが、もうその通りマットめっちゃ似合うんです。しっくり感ハンパない。秋だよ、土だよ。
そして同じくマットが似合うのは、ブルベ夏。白く濁った色が似合うように、パウダリーなぼんやり濁った、すりガラスみたいなマット。
で、シャイニーなのが似合うのはイエベ春と、ブルベ冬。
ツヤツヤいきいきした、ジューシーでフレッシュな艶がイエベ春。
ブルベ冬は雪や氷の寒々しい冷たい艶。メタリックやグリッターの、人工的な艶。
マットの似合う夏と秋の似合う色は、それぞれ純色に白・黒を混ぜて濁らせた色。つまり彩度が下がった色。
逆に艶が似合う春と冬に似合うのは、純色に黄味を足した色と、純色そのまま。彩度が高い色ってことですね。
で、何が言いたいかと言いますと、基本的にベースメイクまではパーソナルカラーに応じた質感で仕上げるのがベストっぽいな、ということです。
ベース、というかファンデーションの仕上がりの質感ですね。
イエベ春はツヤツヤって言ってもあくまでも素肌のように水分を感じるナチュラルな艶感、ブルベ夏はパウダリーマット、イエベ秋は陶器みたいなウルトラマット〜セミマット、ブルベ冬はパールやらラメやらの人工的シャイニー。同じ艶とマットでも似合う雰囲気のものが違う。
ここの質感が似合わないとどうにも全体の落ち着きが悪くなる気がするなぁと。イエベ春がマットだと老けるし疲れてる雰囲気出てくるし、ブルベ夏とイエベ秋ががツヤツヤだとただのテカテカだし、ブルべ冬がマットだとやっぱり老ける。
で、私ハイライトの話どんだけするんだよってかんじかもしれないんですけど、ハイライトはマットに寄せたければパウダーを使い、シャイニーに寄せるならクリームやらリキッドを使う方が良さそうだなぁと。
これもまぁ完全にファンデとのバランスにはなってきますけどね。
自分の中でしっくりきたのが物体をイメージすること。
私はイエベ秋で、マットが似合うけど、ファンデからハイライトまで、顔面全てウルトラマットだとなんかいまいちメリハリが出なかったんです。まとまるけど、なんかちょっと地味というか。かと言ってもちろんツヤ肌だとただテカってる人になる。
マットなハイライトからパール感の強いハイライトに変えてから「おお!すごい良いじゃん!ハイライト最高じゃん!」と、ハイライトの良さに気づいたんです。
で、ずっとなんでだろうな〜〜と思ってたんです。イエベ秋はマットじゃないの?と。
でもよく言われてる「イエベ秋は陶器肌」っていうのを思い返してやっと腑に落ちたんです。陶器ってただマットなだけではないじゃないですか、鈍い光を湛えているな、と。まぁ物によりますけど。
皿とか壺を思い浮かべてください。
土を固めているから透け感はないけど、表面はツルッとした質感。そういうイメージで、コンシーラーでアラをできるだけ隠して、ファンデはマットに、肌色によく馴染むハイライトでしっかり艶を入れる、というのが1番自分の中でしっくりきました。
もうコンシーラーもファンデもかなりハイカバーなものだし、厚化粧になりそうなかんじと思われるかもしれないんですが、これで私は透明感が出て本当に肌が綺麗に見えるんです。たぶん他のシーズンの方がやると厚化粧なかんじになりえるんですが、パーソナルカラーって不思議です。
てことは!春夏冬の方も物体イメージでいくとめちゃくちゃうまくいくのでは…!?という。
春の方は透けるピンクグレープフルーツの果肉。とにかく突き詰めてほしいのは湿度の高いジューシーさと、フレッシュなイメージ。
ビタプラスはおいしいです。ファミマで売ってます。
ベースはとにかく素肌っぽいもの、ツヤ肌で、ハイライトも水分によってできる光沢、みたいなイメージ、なんじゃないかな、と思います。唇も透け感のあるちゅるん、とかみたいな。ツヤツヤ、ジューシー、シャイニー、的な。ラメとかパールも似合うし綺麗。
イエベ秋の私はリキッドとかクリームタイプのハイライトだと全然ダメなんですけど、春の方ならいける。むしろパウダーより綺麗。湿度が大事。
夏の方はすりガラスみたいな、濁った透け感とパウダリーさ。灼熱の真夏ではなくて、色も質感も、涼やかな梅雨とかに近いイメージ。内側の湿度は高めだけど、最後に薄くてきめ細かいオーガンジーがかかってる、みたいな。表面が白〜くなった氷とかみたいなフロスティ感。
オーガンジーって言ってもテカテカじゃないやつ。
マットが1番似合うと言われているのはブルベ夏。ただそれは最後の仕上げの話で、イメージはあくまですりガラス。素肌が透けたマットさ。最後にサラサラ。
ファンデまでのベースは素肌っぽく、潤っているけど、最後に必ずクリアなパウダーでさらっとした質感に仕上げるのが綺麗。ハイライトもキラキラジューシーとかではなく、パール感も控えめなパウダリーなものが似合うな〜〜って思います。たぶん秋と同じでリキッドやクリームのハイライトがテカテカになる予感がする。
冬は金属の冷たさと密度と光沢。かたくてツルツル。1番艶が似合うと言われてるのはブルベ冬です。春みたいな水の艶じゃなくて、あくまで透け感の無い無機質な鉱物の光。そう、ツヤっていうか光ってる、みたいな。メタリックな光。
なんかこういうやつよ笑。鉱物って言っても水晶とかみたいな透けるものでなく。
素肌っぽさはなくて、キラキラ、ピカピカ、ビカビカ、みたいなのが似合う。フルカバーでファンデまでしっかり透け感の無い肌を作って、パールというよりラメで華やかな光を。
恐ろしくラメの入ったファンデとか、もはやラメだけみたいなNARSのハイライトとか、誰が使うの!?と私は思っていたんですが、あれ、冬の方用ですね。
まぁこれらはシーズンごとの特徴なんで、混ざってる方とかセカンドが何かとか、そういうのでまた変わってきますから一概にこう!とは言えないですけど、概ねこんなかんじなのかな、と。
リップ、チーク、シャドウの質感とかも、大体ハイライトとファンデの質感と揃えて半々くらいにするとバランスが良いのかな、とか。
私の場合透け感のあるリップや、ツヤツヤリップだとなんか野暮ったくなりますイエベ秋。
透けないメタリック、パール、マットはいけます。ラメはダメですラメゴミイエベ秋。
こうして整理して今一度この画像をご覧ください。
クリアベースの透け感ダメ過ぎるだろイエベ秋。
これたぶん春の人ならすごくかわいいんじゃないかな、と思います。おすすめ。
さぁ!どうしたもんか!2週間ほど使ってみましたが、もう全然使いこなせる自信がないシュガートゥインクルアイシャドウ。
いや、もうちょっとどうにか使えないか試行錯誤してみます。
それではまた〜〜!