PS4ラストイヤーだから推しPS4ソフトの話②~龍が如く7〜
インターネット老人会所属なのでWEB拍手を設置してみました。匿名コメントはこちらからどうぞ。
ラストイヤーとか言って年変わってますが、私がPS5を手に入れるまではラストイヤーと勝手に言わせて……。
ちなみに①はジャッジアイズでした。
shiokara-ikiru.hatenadiary.com
はいまた龍が如くスタジオの話かよってそうです。
年末にクリアしました。
いやもうね、めちゃめちゃよかった。
本当に良かった。
従来の龍が如くのアクションではなくなりRPGへ、シリーズの看板を背負い続けた伝説の極道桐生一馬から、新主人公 春日一番へ、とシリーズが大きく生まれ変わった龍が如く7、発売前はどうなの?と。体験版もやってみたけど、空き缶払い下手過ぎて投げ出したんですよね。
それがもう熱い手のひら返しですよ。
こんなことなら発売時に買ってやっときゃよかった。龍が如くスタジオを信じきれなかった自分が憎い。
今回も“”“”“”“”ガチ“”“”“”“”“でやってほしいのでネタバレはしません。
・なんと言ってもストーリーが素晴らしい
龍が如くスタジオのストーリーはやっぱりめちゃめちゃ面白い。
ジャッジアイズのときも言ってましたけど、本当に良いドラマなんですよ。以下簡単にストーリーのあらすじ。
主人公は神室町のソープランド生まれの下っぱヤクザ 春日一番。関東最大組織である東条会の三次団体荒川組所属。超尊敬する荒川組組長に「組のピンチだから務めに行ってくれ」と言われて「親父さんの役に立てるなら!」とやってもいない殺人罪で18年間服役。
長い18年を耐え、おしゃサロンでパンチパーマをかけ直すも失敗し頭はモジャモジャに。
やっと務めも終わって久々に帰ってきた神室町はスマートフォンや電子タバコと知らない物だらけ、だけでなく、荒川組が東条会を裏切り、関西の極道組織 近江連合と手を組んだため東条会は実質壊滅状態・東京は近江連合のものになっていた。
「おやっさんが東条会を裏切るわけねぇ!!」と近江連合幹部会にカチコミをかける春日一番だけど尊敬する親父さんに「死んでくれ」と胸を撃たれてしまう。
目を覚ますと横浜のゴミ捨て場に捨てられていた。
元看護師のホームレス ナンバが治療してくれたおかげで命拾いした春日。この横浜 伊勢佐木異人町は中国マフィア・韓国組織・横浜ヤクザがバチバチに睨み合っているから近江連合は入って来られない、とりあえず春日にとっては安全とは言えなくても殺される心配はなさそうな場所らしいのでホームレスを始めることに。
なぜおやっさんは東条会を裏切ったのか?なぜ自分は横浜に捨てられていたのか?親父さんを信じ続ける春日は、もう一度親父さんに会うためここはここで治安の悪い異人町で自販機の下を漁って小銭を集める日々を始めるのであった……。
できればストーリートレーラーやらもう何も観ないで何の知識も入れずにやってほしい。ていうかストーリートレーラーは絶対観ないで欲しい。お願い。約束してください。中度のネタバレ喰らいます。
18年ムショ暮らしで戻ってきたら死んでくれと撃たれた春日視点のわけわからないままいろんなことが起きている感は、何も知らずに進めたほうが絶対楽しめます。
・ギリギリのオンパレード
大人のRPGです。ドラクエリスペクトのコマンド式戦闘なのはもちろん、それ以外はもっとギリギリ。
友達の家でやったことがあるあれ、マリなんとかカートみたいな「ドラゴンカート」や、そのスジの者(モン)を図鑑に登録していくポケ…「スジモン」、戦闘を手助けしてくれるファイナルファンなんとかの召還獣的なかんじでヘルプをデリバリーできる「デリバリーヘルプ」略してデリヘル、などなどなど。
なんだよそれwwwってかんじなんですけど、やったらやったで楽しいのが悔しい。デリヘルはもちろんお金を払ってスマホで呼びます。リアリティ。
・フルボイスではないが、ボイス量が半端なさすぎ
龍が如く7でまず驚いたのはフルボイス、ではない、ではないのだけどもうボイス量が過去作の比じゃない。メインストーリーは当たり前、戦闘中も当たり前、そしてサブストーリーでも半分くらい喋り続ける。いやびっくりした。中谷さん(春日一番の声の方)声枯れなかった?と心配になるくらい、もう中谷さんのボイス量が半端ない。たぶん声枯らしたと思います。それくらい延々喋っている。
RPGなので、パーティメンバーがいるわけなのですが、ちょっと歩けばメンバーが自由に喋り出すし、お店でご飯食べればやれこれがおいしい好きって喋り出して、まあ〜〜〜喋る。みんな喋る。
・一緒に街をブラついてる感がすごい
そんなかんじでパーティメンバーもまあ喋る喋るから、一緒に街をブラついてる感もすごい。
良いRPGあるあるなんですが、あとはもうラスボス!!まで来るとクリアするのがツラいんですよ。仲間達と離れるのがツラくて、終わってほしくないんですよ、この旅が……。まあ龍が如く7は旅してるわけじゃないんですけどね。
龍が如くシリーズといえば東京の神室町や大阪の蒼天堀など、実際にある街そっくりのフィールドです。そこを仲間達と走り回れるのがめちゃくちゃ楽しい。ジャッジアイズの時はキムタクになって神室町を練り歩けて楽しかったんですが、今度はパーティメンバーと一緒なのが楽しい。
お店に入って飲食もできるんですが、それぞれ食べ物の好みがあるから「これ好き!」だのなんだの各自好きなように喋り出すんですね。中華街を歩けば「あの龍ってさ…」みたいなこう、なんでもない、とりとめもないような会話が始まるリアル。
各メンバーごとのストーリーはメインストーリーでざっくりやるんですが、がっつりその後のストーリーは各メンバーとの絆を深めてバーに行って一緒にお酒飲まないとわからないっていう仕様もめちゃくちゃRPGなのに龍が如くで素晴らしい。
ミニゲームのカラオケもパーティメンバーがいるからより楽しい。みんなが合いの手入れてくれます。足立さん(CV大塚明夫)のマシンガンキスがかっこよすぎて買いました。
・さっちゃんがかわいい
私はいわゆるツンデレヒロインが苦手という持病があるのですが、さっちゃんは気が強いというかしっかり芯があるけど思いやりも理解力もあって最高でした。何より可愛い。
さっちゃんが可愛いので会話選択肢ですぐさっちゃんを口説きにかかってしまいがちでした。
・個人的推しは趙(チョウ)(CV岡本信彦)
初登場シーンは あ、ヤバい人来たってかんじでしたね。趙くんが好きすぎて趙くんばっかり使いました。単純に強いし。
輪っかピアスでネイルしてる男子は最高。
・春日一番に恋してしまう
趙のこと好きなんですけど、やっぱね、恋をするなら春日一番ですよ。というか恋をしてしまいます、春日一番には。
優しくて熱くて、困ってる人を放っておけなくて、学はないけど頭がまわる。
顔もめちゃ濃いんですけど、実は鼻が高くて横顔とかめちゃくちゃ綺麗で、不意の横顔で「え!?一番!?めちゃくちゃイケメンじゃん!?」と戸惑うこと必至。それが恋ですよ、お嬢さんお兄さん。
春日一番、当たり前のようにモテます。そりゃそうだ。
これはやっとムショから出た一瞬だけロン毛の春日一番。マジ序盤の一瞬なのでサラッと流してしまうんですが、恋した後にみるとイケメンっぷりに改めてビビります。
なんで一番くんだけ上裸にするんですか!?ハレンチ!!!!!と私が憤った場面。
刺青を確認するため、という言い訳がましい理由で脱がされていました。うそだ!絶対サービスだ!と思っています。もう42歳なのに上裸にされがちな一番くんを思うと心が痛みます。
・メンバーカラー
私イメージカラーというかメンバーカラー文化が好きなんですが、龍が如く7もおじさん達をしっかり色分けしてて愛しい。
春日一番は赤、ナンバは緑、足立さんは青という最初の3人は光の三原色となっております。
・汚いおじさん達の熱い友情
龍が如く7がRPGなのはこれです。歴代主人公伝説の極道である桐生一馬は1人でもめちゃくちゃ強いからアクションアドベンチャーで良かったんですが、春日一番はそこまで強くないんですよ。仲間がいるから強くなれるんです。熱い、非常に熱いですね。
おじさん達のアツアツな友情が素晴らしいんです。
初めはそれぞれ自分の利益のために動いていたおじさん達が、春日一番という人間と出会い、春日のために、そして春日は春日でみんなのために動いて、信頼を築いて行くわけです。もうちょっとでも色々言うと即ネタバレなのであそこのあのシーンが…とか言えないのがすごいもどかしい!!
だからとりあえず観るかやるかしましょう。龍が如くはほんとに良いドラマ。
龍が如くスタジオ初RPGだったので、ぶっちゃけ言うと戦闘システムはちょっと不満もあったんですが、それを補って余りある魅力にあふれていました……。
続編を心待ちにしてます。
また春日一番のゲームがしたい……!!
もちろんジャッジアイズの続編も永遠に待ってます!!
それではまたー!