シャンプーをきちんと泡立てること
インターネット老人会所属なのでWEB拍手を設置してみました。匿名コメントはこちらからどうぞ。
私がシャンプーをきちんと泡立てて使うようになったのは、忘れもしない中学生3年生の頃からです。
新入生が入ってきて、2つ下の後輩ができた私達。
その中でもめちゃくちゃアクの強い女の子が1人いました。部活内で特に誰ともつるまず、休憩時間には渡り廊下から虚空をいつも1人で眺める女の子。そんな後輩が「先輩、ちょっといいですか」と私を呼び出した。
「あの、先輩……私………」
顧問の先生がかなり厳しい我が部活。このちょっと不思議な後輩は、昨日先生にかなり怒られていたから、もしかしたら部活が嫌になってしまったのかもしれないなぁ、など考えを巡らせながら話を聞いていた。
「どうしたの?悩み事とかあるなら、とりあえず何でも聞くから言ってみて」
部長だった私は出来る限りの先輩風を吹かせていた。
「……はい……私…………
陰の巫女なんです」
陰の巫女。
陰の巫女、とは。
「………陰の巫女って……何?」
「はい、この世界には陰と陽の世界がそれぞれあって、ここは陽の世界です。陰の世界と陽の世界は基本的に行き来することはできませんが、私は唯一この世界を行き来できる陰の巫女なんです」
あ〜〜なるほどなるほど…………?
「そして私は13歳の誕生日までに、4人の守護者を見つけなければ死んでしまうのです…」
「あぁ〜〜……なるほど………」
「その守護者を1人見つけました、先輩です」
そう、私は陰の巫女の守護者だったのです。
陰の巫女曰く、「先輩は髪の毛を綺麗にすると運気が良くなります」具体的には「シャンプーをきちんと泡立てて髪を洗ってください」とのお言葉をいただいたため、それ以降シャンプーをきちんと泡立てて使うことに目覚めました。
陰の巫女は私がこれまで出会った中でもトップ5に入るヤベェ奴、というか厨二病拗らせすぎていたとは思うんですが、シャンプーをきちんと泡立てろというアドバイスだけは今もありがたかったなぁと思います。ありがとう、元気ですか高島さん(仮)?
さぁ前置きが終わりました。
シャンプーをきちんと泡立てて使うと良いよねっていうただそれだけなんです。
私はいわゆるバスリリーやらボディスポンジと呼ばれるボール状の泡立てスポンジをシャンプー用とボディソープ用と、お風呂場に2つ用意しています。
今はこのダイソーで買ったやつを使ってます。
長らく無印のただ白いだけのやつをリピートして使ってたので、反動でハッピーなかんじのものを買ってしまいました。
無印のただ白いだけのやつ。
ただこれは、色のついたボディソープや石鹸を使うとすぐ着色してくるのでそんなにお勧めしないです。
このボールにはなんのこだわりもない。とにかく泡立てるだけのアイテムなんでボール状のこれなら何でも良いんです。何ならボール状じゃなくても良いけど、このボールのやつが1番泡立てやすい気がします。まぁ何でも良いです。
ちなみにバスリリーと呼ぶのはボディショップだけっぽいですね。
商品名。なんかすごく色のバリエーションが減っていて寂しい。私はラベンダーみたいな色のバスリリーが好きだった。
あと見た目重視の方にはこれ!フランフランのバススポンジ!
サテンリボンが入っててオトナカワイイ〜〜!ってかんじ。300円という安さでこのかわいさはかなり買いだと思います。
で、シャンプーをこれらで泡立ててほしい。
シャンプーを泡立てるだけで良いこと尽くし。もし泡立ててないよ〜〜濡らした髪にシャンプーつけて泡立ててるよ〜〜って方いたら、ぜひ、ぜひともやってみてください…!結構世界変わります。
シャンプーを泡立てることで得られるメリット
①シャンプーの量が少なくて済む
これ〜〜!マジですごい。本当に全然使用量が違います。
シャンプーを直につけた場合、胸までのロング毛量爆裂に多い私が満足な泡を得るには6〜7プッシュ必要なんです。6〜7プッシュ!多!て感じなんですけど、地肌にシャンプーを乗せて泡立てようとするとそれくらい必要です。泡立て下手かってかんじなんですけど、泡立て下手なんですよね。下手なら文明の利器に頼るべき。
バススポンジできちんと泡立てて、泡だけをボールから搾り取り髪に乗せて洗髪すれば2.5〜3プッシュで足ります。使用量が半分以下に!単純計算シャンプーの購入頻度が倍に伸びます。100均のやつで良いんです。家計のためにも今すぐバススポンジ買ってください。
これだけでもちゃんと泡立てる意味があります。
②乾くのが早くなる③髪の毛のダメージ減
厳密にどれくらい、というデータは取ってないのですが、もうね〜〜お風呂あがってタオルドライだけでももう結構乾いてます。さすがにフェイスラインから下あたりはパーマもカラーもしててダメージが強いんで無理ですけど。地肌に近い方は。
痛んでいる髪は乾きにくいらしいので、地肌で泡立てて起こっていたダメージが、泡洗髪により解消されるのではないかな、と思います。
というのも引っ越したときにシャンプー用のバススポンジを購入し損ねて、泡洗髪してない時期が1年くらいあったんですね。あ、買い忘れたわ……ま、いっか………で1年やり過ごして。シャンプーの消費は早いし、シャンプーたくさん使ってるからすすぐのも時間かかるし、乾くの遅いし。いや、それなら早くバススポンジを買えって話なんですけれども。そこから泡洗髪復活させたときの感動がすごかったんです。誓いましたね、もう泡立てずにシャンプーはしないと。
いやもうこれらだけでも、泡立てる理由がありすぎませんか。
シャンプーの使い方には必ず「泡立ててお使いください」とは書いてあるんですが、素手でシャンプー泡立てるの結構無理ですからね。なんかテクスチャーのせいなのか、量が多いからなのか、素手で頭皮と毛髪をカバーするだけの泡立てるのは大変すぎる。
考えれば当たり前なんですよね、身体は泡立てるスポンジやらタオルやら使うし、顔も泡立てネット使うし。シャンプーだけ泡立てないというのも不思議。
シャンプー用とボディ用でスポンジを分けるのは、スポンジをしっっっかりすすいでも、なんとなく成分が混ざってしまう気がするためです。実際どの程度混ざるか、とかはわかりませんが……。
時間がかかりそう、と思われるかもしれないんですが、ボール状のバススポンジは本当に優秀で、シャンプーつけてくしゅくしゅすればすぐ泡立ちます。直付けしてシャンプーするのとトータル洗髪時間はそう変わらないと思います。めちゃくちゃズボラの私を信じてほしい。全然手間にならない、と思う。
さて最後に、中学3年生の私が陰の守護者として指名された際に高嶋さん(仮名)に「守護者は何をしなければいけないのか?」と聞きました。
すると高島さん(仮名)は「その時が来ればわかります」と言っていましたが、あれから10数年。未だにその時が来ません。
それではまた〜〜!!!!